海辺ぐらし海色あつめ

35歳0歳児ママ。海辺ぐらし3年目。

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未来の娘へ。手紙に込めた想い。


娘が生後10ヶ月を超えた。4月から保育園にも通い始め、わたしも近々仕事に復帰する。

久しぶりに、産後1ヶ月のときに書いた娘宛の手紙を読み返してみた。未来の娘へ。そして、この10ヶ月を振り返ってみて、感じたこと。

親の願いは増える

妊娠したとき、無事に産まれてきてくれたら、それだけでいい。そう願った。たったひとつ。ひとつだけの願い。

産まれてくるまでは、お腹の中の小さな変化ひとつひとつに喜び、不安になり、心を砕いて過ごした。

自分にしか守れないひとつの命。その責任の重さに押しつぶされそうになった。

つわりに、切迫早産、絶対安静のベッド生活、入院、そして出産。

無事に産まれてくれたら、それだけでいい。

たくさん笑ってたくさん泣いた妊娠期間。10ヶ月後、その願いは叶った。

ありがとう。信じたことのないカミサマに御礼を言った。

でも出産したら、すぐに願いは増えた。

〇〇ではありませんように。
〇〇に育ちますように。

産まれてきてくれたら、それだけでいいと願っていたのに、毎日まいにち毎日まいにち願いは増える。

願いが増えるのは、それだけ未来の選択肢が増えたから。喜ばしいことだ。

そして、何かといつも比べてしまうようになったから。悲しいことだ。

忘れそうになるけれど、欲張りになってしまうけれど、あの頃の願いを忘れてはいけない。

無事に産まれてきてくれたら、それだけでいい。

この願いは叶えられた。毎日増え続ける願いは、これ以上の願いだろうか。

今、わたしの願いはひとつだけ。

元気でいてくれたら、それだけでいい。

手紙を書いた理由と込めた想い

娘が産まれた日、お産をサポートしてくれた師長さんがお部屋に来て、こんなことを言ってくれた。

"本当に本当に無事に産まれてきてくれて良かった。(わたしのお産はちょっとトラブルがありました。)残念なことになることもあるんよ。だから、当たり前じゃないの。無事に産まれてきてくれて良かったね。 本当に本当に良かった。"

そしてこんなことも言った。

"今日のことを必ずこの子に伝えてあげてね。みんなに望まれて愛されて産まれてきたことを知っている子は強いから。"

それを聞いたとき、未来の娘に手紙を書こうと思った。

いつか娘が悲しくて苦しくて悔しくて涙が止まらなくなったとき、理不尽なことに娘の正義が負けてしまったとき、娘が自分を大切に思えなくなってしまったとき、そんなときに読んで欲しい。

(手紙のさいご…)

あなたはみんなに愛されて、望まれて産まれてきました。みんながあなたの誕生を願って、願って、そして、たくさんの人に助けられてこの世に生を受けました。

辛いことや悲しいこと理不尽なこと、生きていくのは大変です。でも「生を受けることはそれ以上に奇跡だ」ということを知っておいてください。

あなたの幸せを心から、心からねがっています。どうか自分を大事にできる強い子でいてください。

母より